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ITインフラと牧場についての備忘録

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

VMware vSphere PowerCLI関連のメモ(1)

最近、お仕事でVMware vSphere研修環境の自動デプロイ用スクリプトやらを作成中。


ざっくり言うとCentOSベース、PXEとkickstartでホストを配信。
IPMI制御のコマンドも絡めて、シェルスクリプトで自動化。
各ホストの詳細設定(インベントリ周りの操作)は後からPowerCLIで。
きれいなスクリプトを書くならPowerShellを知らないといかんですね。


1時間あれば16ホスト・32VM配信完了できそう。これ、手動だったら泣ける。


●参考にした●
インベントリから削除されたVMを再登録する
http://8492ndsq.seesaa.net/article/155710997.html

関連資料一覧
http://www.vmware.com/support/developer/PowerCLI/index.html

virt-install使用時にudev指定はNG

CentOS5.2にて(以前のバージョンも同様と思われる)

iSCSIターゲットのデバイス名を固定するため、udev(/dev/disk/by-id配下)のパスを使用したかったが、
virt-installの--fileオプションにudevのパスは指定できない。

【原因】
udevのパスを、物理デバイス(phy)ではなくイメージファイル(tap:aio)として扱ってしまい、インストールが続行できなくなる。
※物理デバイスなのに、イメージファイルへのインストール時のようにファイルサイズを聞かれてピンと来た。

【対策】
インストール時には/dev/sd? の通常のパスで指定し、インストール完了後にudevに書き換える。

LPICレベル1を取得

(教育に携わっているのに)恥ずかしながら、
ずっと後回しにしていたLPICレベル1を取得しました。

初めての受験でしたが、1日で101と102を受けてみました。

参考書などで気づいてはいましたが、
ふつうに(何がふつうかという話もありますが、私が)
使っている分には、使ったことのないコマンドや、
変更したことがないパラメータについて聞かれます。

ただ、4択問題の選択肢には、実際には存在しない単語が
混じっていたりするので、参考書などでひととおり、
「コマンド、オプション、設定ファイル、パラメータ」を
確認して「あ、見たことある」というレベルで覚えておけば、
合格点(65%ぐらい)には届きそうな気がしました。

また、人によって(Linuxの用途によって)知識が偏るかと思いますが、
試験問題は幅広く出題されるので、Linux使用経験がある方でも
受験前には参考書などで、かるーく内容をチェックされるのを
オススメします。

次はレベル2を目指します[E:penguin]

仮想化フォーラム2008

仮想化フォーラム2008に行ってきました。

とはいっても、実際には最後の宮原氏@日本仮想化技術(株)の特別講演だけ。
講演内容はこちらにも掲載されていますが、聞きに行ってよかったです。

わたしも手探りながら、仮想化技術に触れる身であり、
IT技術教育に携わる身として、最前線で技術と向き合っている方の
経験に基づいたお話は、大変ためになります。

宮原氏曰く、サーバ仮想化はブレードとセットだとのこと。
通常のラックマウント構成で足りる規模では、旨みが少ないそうです。

また、仮想化システムが増えていったら、運用管理をどうするかという
課題が出てくるだろうとのこと。(これまでは構築段階の議論が多かった)
教育ニーズにも同じことが言えます。

わたし自身、仮想化はシステム基盤のコア技術になっていくと考えているので、
継続的に追従していきたいと思います。

LinuxのGUI解像度設定がうまくいかないときの対処(gtfコマンド)

RHELCentOSは、Ver.5シリーズ以降ではディスプレイ周りが自動認識に。
インストーラの段階では、解像度・水平/垂直同期周波数など入力画面がなくなった。

インストールの手間は減った半面、自動認識に失敗した時が面倒。
画面の下部数センチが真っ黒だったり、表示が完全に壊れていたり、
解像度がやたら低く設定されていたり・・・・・・。

system-config-displayコマンドで画面設定のGUIツールを呼び出して、
うまくいくときもあるけど、設定画面すらまともに見えないときもある。

そんなときは、gtkコマンドで対処。

===================================================
例)
[root@localhost ~]# gtf 1280 1024 60

  # 1280x1024 @ 60.00 Hz (GTF) hsync: 63.60 kHz; pclk: 108.88 MHz
  Modeline "1280x1024_60.00"  108.88  1280 1360 1496 1712  1024 1025 1028 1060  -HSync +Vsync
===================================================

gtfコマンドの使い方は、下記のとおり。
# gtf 縦ドット数 横ドット数 リフレッシュレート

このコマンドの出力結果を、/etc/X11/xorg.confファイルの
Monitorセクション内に張り付ける。
ただ、これだけだと既存の記述と矛盾が生じ、うまく動かない場合があるらしい。
その場合は矛盾がなくなるように記述を修正。参考はこちらのページを。

この記事に関連する情報は、modelineあたりをキーワードにしてググると良い。

Xming(Windows用フリーXサーバ)

Windowsから遠隔でLinuxGUIを使う方法、ということで
過去にはVNCを使っていたが、どうにももっさり。

そこで最近、XmingというWindows用のXサーバを使ってみた。
するとサクサク動く。すごく良い!

導入は下記のサイトを参考に。
alvin's blog - Xmingを使用してFC5に接続する方法

リンク先のディストリビューションは、Fedora Core5だが、
RHEL5.1でもOKだった。

ちなみに、マシンにかかる負荷は、
(Windows側のタスクマネージャでちらっと見ただけだが)
フルスクリーン時で常時数百Kbpsは帯域を食っているみたい?
LANなら問題になるほどではないか。

入れてみてよかった。
商用だったら値が張るが、個人ならフリーで十分。

ルートパーティションに対するfsck

以前書いた記事の逆パターン。
fsckはマウント中のファイルシステムに対して実行すると、
警告を表示する。(ファイルシステム破壊の恐れ)

これまで、起動時にfsckさせる方法や、
CD起動でfsckする方法しか知らなかったのだが、
    # mount -o remount,ro /
を実行して、リードオンリーにすることで、
警告を出さずにfsckできた。

疑問:
もしも修正不能な不整合が見つかったらどうなるのか?
通常なら、lost+foundに配置されるが、リードオンリーだと・・・?