LinuxのGUI解像度設定がうまくいかないときの対処(gtfコマンド)
RHELやCentOSは、Ver.5シリーズ以降ではディスプレイ周りが自動認識に。
インストーラの段階では、解像度・水平/垂直同期周波数など入力画面がなくなった。
インストールの手間は減った半面、自動認識に失敗した時が面倒。
画面の下部数センチが真っ黒だったり、表示が完全に壊れていたり、
解像度がやたら低く設定されていたり・・・・・・。
system-config-displayコマンドで画面設定のGUIツールを呼び出して、
うまくいくときもあるけど、設定画面すらまともに見えないときもある。
そんなときは、gtkコマンドで対処。
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例)
[root@localhost ~]# gtf 1280 1024 60
# 1280x1024 @ 60.00 Hz (GTF) hsync: 63.60 kHz; pclk: 108.88 MHz
Modeline "1280x1024_60.00" 108.88 1280 1360 1496 1712 1024 1025 1028 1060 -HSync +Vsync
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gtfコマンドの使い方は、下記のとおり。
# gtf 縦ドット数 横ドット数 リフレッシュレート
このコマンドの出力結果を、/etc/X11/xorg.confファイルの
Monitorセクション内に張り付ける。
ただ、これだけだと既存の記述と矛盾が生じ、うまく動かない場合があるらしい。
その場合は矛盾がなくなるように記述を修正。参考はこちらのページを。